にゃんきち時代

意識低い系。Arduinoとか。

GoogleI/Oについて、ブログメディアの和訳を比較。

GoogleI/O 2015

 

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ども。僕です。

Googleが開発者向けの発表会を行っています(2015/5/28~29)

Google I/O 2015

様々な新機能が発表されて、もうみんなウキウキしちゃってる訳です。

 

記事の拡散

そうなると当然、大小関わらず多数のメディアが記事を出す訳です。

似たようなブログメディアを多数フォローしていると、何度も似たような記事を読まないといけないわけです。

 

しかし。

 

そこで一つ発見があったわけです。

国内メディアは当然日本語で記事を書く訳ですが、

動画からにせよ、記事からにせよ、和訳してる人がどっかにいる訳です。

 

んで。

 

記事によっては全く異なることを伝えてしまっている訳です。

 

誤訳?

例えばコレ。

「Brillo」と「Weave」という発表がありました。

 

www.gizmodo.jp

 

こちらの記事中では、

スタンダード版となる、一般ユーザー向けは「Weave」です。

 として、Brilloは開発者向けのOS、Weaveは一般ユーザー向けのOS、という解釈で紹介しています。見出しからも解るとおり、両方OS、という訳ですね。

 

これを読んで「ん?」っと思ったわけです。

OSを二つ同時に発表?開発者とユーザーで違うの??

 

 ソースとして表示されているリンク先はUS版のギズモードです。

gizmodo.com

 

 気になった箇所を探してみると、こうあります。

 

The common standard that makes it all possible is called Weave.

 

これを日本語版ギズでは、

スタンダード版となる、一般ユーザー向けは「Weave」です。 

と訳している訳ですね。

 

比較

gigazine.net

 

こちらの記事では、

 

Googleが開発するIoT向けのOSが「Brillo」です。

Brilloを支えるのが「WEAVE」というシステム。

WEAVEはクラウドスマートフォン、Brillo搭載デバイスを連結させます。

とあります。

BrilloはOS、Weaveは「システム」としているので、さっきの記事とは違った感じになりました。

 

BrilloはOSらしいことはわかったんだけど、二つの記事でWeaveに関する解釈が違う…

 

ってことでお次がこちら。

 

japanese.engadget.com

 

気になるのはWeaveについてです。

 

さらにIoTデバイスどうしや従来のコンピュータをつなぐ規格 WEAVE も発表しました。

ふむ。

IoTデバイスと人とのインターフェースとなるスマートフォンなども結ぶプロトコルです。

なるほど。

そしたら新しいBluetoothみたいなものかな?

ってことで一応納得できたわけです。

 

んで自身でググってみた結果、英語ですが、プロトコルという単語を見つけられて安心した訳です。

そしたらOSとして紹介してた最初の記事はまるっきり違うじゃんよー!

 

一次ソースへの関心?

よく「無闇に拡散するな」とか、

「ソースを確認しろ」とか言われますけど、

今回改めて思いましたね。

自分で調べてみる重要さを。

 

でも今回の場合は英語に関する理解というよりも、

「同時にOS2つ発表して、開発者と一般ユーザーが違うって何?」

っというところで違和感を感じたので、和訳云々の前に、一般常識的に疑ってみるのが大事かなと思いました。

この辺の感覚は失いたくないものです。

 

編集者、とは

ついでに愚痴をこぼしますと、

記事を確認してる人、編集者ってなんだろうってことですよね。

よくライターさんの報酬が安くて話題になったりしますけど、

ブログメディアの運営姿勢については、

「記事はライターさんが書いてるので、うちは知りませんよ」

的な態度を感じてしまうことがあるんですよね。

以前に別件で某メディアに「この内容おかしくないですか?」と連絡したところ、全力でシカトされたことがありました…。

世の中単純には出来ていないんですね。

 

なんてね!

ではでは。